録音を1週間続けてみる

ピアノを練習して気づいたこと。主に擦弦楽器との違い。

複数のリズムを同時で扱うので、リズムを丁寧に整理して理解おく必要があること。

打鍵した瞬間から音色を変えることがほとんど出来ないこと。音価内のクレシェンドもできない。4拍子なら4拍目から1拍目にかけて細かいニュアンスを入れることが難しいということ。(付点のリズムなら多少できる気がする)よって入力した時点で90パーセント以上が決まってしまうので、最初のタッチの重要度が非常に高い。

音のムラに関して、弦楽器は主にボウイングの返しや移弦で音がへこんだり飛び出してしまうが、ピアノは五指の押さえる角度や鍵盤上の入力ポイントの違いによって生まれるように思う。五指を均等な力で押してみたつもりでも角度や入力ポイントが違うので均等の音量や立ち上がりにならない。均等な音量と立ち上がりになるように各指の押さえ方を補正していく必要がある。

一人で複数のリズムを操ったり、ハーモニーを持てるピアノはおもしろい。音を発すること自体がとても簡単なため、ほかのことをいろいろ考える必要がでてくるが、楽曲に対する気づきも多くて新鮮な感覚だ。

トライした曲は録音とメモをとってどんどん量をこなしていこうと思う。とりあえずこれから一週間毎日録音をとって進めていくことにする。毎日ピアノ弾いてたら初見が強くなりそう。