夜の電話

夜の電話(長くなると経験上わかっているもの)には出ないことにしている。

理由は単純、長くなるわりに進展がないからだ。夜になると不安になるのか用など特にないのに電話してくる人がいるのだ。だが、愚痴のゴミ箱かチラシの裏の役目をするために自分の時間を割く必要はないとわかった。

話を聞かないというわけじゃない。ただ私にも生活の都合というものがあるのだし、それを提示していいのだ。

自分はよっぽどでないと電話しないが、電話を安定剤代わりにする人もいるのだ。

以前の自分はなんでも受付けなければと全部相手をしていたが、そんなことしなくたっていいんだ。こういうところは成長できたと思う。

私は親でもカウンセラーでも、ましてやゴミ箱でもないのだから。