料理は二人以上で楽しみたい

料理を覚えた当初は凝ったものを沢山作ってみたが、やがて自分の好みや手間と味を天秤にかけて、だんだん省エネ料理になっていた。

最近の一人暮らし時の主食はソイピザになっていた。それでも自分には美味しかったし、体はスリムになっていったし、体の調子もよかった。

ここしばらく実家で父に料理を教えていると、手間をかけたものを誰かと楽しむのもいいものだなと思えてきた。

そう、やっぱり料理というもは、誰かと楽しむもののような気がする。

一人で自分の好きなものを作って食べて、"うまい"ってのもいいものだけど、やっぱり食を通じてのコミュニケーションは誰かと作る"食"の醍醐味だと思う。

久々に合うような人でも、得意なレシピを教え合ったり、振る舞ったりできれば、きっとそこには豊かな時間が流れる

父は私の話から学んだことを自分の料理ノートに書き記していた。

私も誰かを思いながら、また毎日少しずつ料理を作ってみよう。