キーボード修理難し過ぎ

キーボードの断線修理をしている。

キートップの下には回路の印刷された4枚のフィルムを張り合わせたものがあり、これをすべて剥がして切れた回路をつなぐことを試みている。

恐ろしく難しい。

粘着性のあるフィルム上で回路を繋いだり、立体交差させなければならない。ひどいことにフィルム同士を剥がすときにも、新たに回路を断線させてしまう可能性が高いということ。

入力テストをする際はフィルムをすべて貼り直す必要があること。

貼ったり剥がしたりを繰り返すうちにゴミの混入や指先でプリントを削ってしまうリスク、スイッチにの接点に粘着物を付着させてしまう可能性など、とても気を使う。うまくいかず心が折れそうだ。

学んだことは、張り合わされたフィルムの内部で断線が起こっている場合、修復がとんでもなく困難になるということ。

明日で一応この個体に区切りをつける。

今後やむをえずキーボードを分解しフィルム基盤を開くときは、配線図を書き出してチェックを付けながら進めること。

また、開かなければならなとわかった場合、部分的に進めていくのではなく一気に全部開いて、配線図を素早く作り、それにチェックを入れながら各線テストしていく。貼ったり剥がしたりを最小限に止めること。