こころとことば

子どもの時代というものは大人が思っているよりずっとずっと"大人からのことば"を欲しているのではないか。

久々に会った親や兄弟が、過去の恨み言をしだして止まらなくなる様子を見ていると思う。その全てが、こんな言葉が欲しかった、あんな言葉欲しくなかった、というところに行き着いている気がするからだ。

自分は決して手本になるような人間ではないし、お金も力もない。

けれども、ことばぐらいはきちんと自分のこころとあたまで選んだものを渡したいと思うし、こころを磨くことばを沢山身につけたい。

どんなときも、ことばを選ぶこころの余裕をもって生きてゆければいいな。生きていこう。